東京大学・廣川研究室と武井教授の研究成果が論文になりました

Kinesin Kif3b mutation reduces NMDAR subunit NR2A trafficking and causes schizophrenia‐like phenotypes in mice

Ashwaq Hassan Alsabban, Momo Morikawa, Yosuke Tanaka, Yosuke Takei, Nobutaka Hirokawa

EMBO J (2019) e101090https://doi.org/10.15252/embj.2018101090

https://www.embopress.org/doi/10.15252/embj.2018101090

武井教授が東京大学大学院医学研究科 廣川信隆先生のラボに在籍していた時の研究が論文になりました。

キネシンスーパーファミリータンパク質(KIFs)は細胞内の物質輸送を担う分子モーター であり、機能分子の局在や活性を制御することで脳の高次機能や個体の発生の基盤となる重要なタンパク質群である。今回、廣川特任教授、アルサバン特任研究員(研究当時)、森川特任研究員、田中講師、武井准教授(研究当時)らの研究チームは ヒト統合失調症の新たな原因として KIF3B タンパク質 を変異する遺伝子異常を特定した。

統合失調症は 100 人に 1 人が発症すると言われているが、発症メカニズムの全容が解明さ れていないため、その根本的な治療法はまだ確立していない。廣川特任教授らによる本研究 成果は、KIF3 複合体が NR2A/APC 複合体を輸送することで神経細胞シナプスの形態や可塑 性を維持し、その機能的欠損が統合失調症をもたらすという新規の分子メカニズムを提唱す るものであり、NMDAR が関与する統合失調症患者の治療法開発の基盤となる。 (プレスリリース本文より)

プレスリリース: https://release.nikkei.co.jp/attach_file/0523600_01.pdf

日本経済新聞による記事:東大など、キネシン分子モーターKIF3Bの遺伝子異常が統合失調症の原因となることを発見

https://www.nikkei.com/article/DGXLRSP523600_Y9A111C1000000/

東京大学大学院医学研究科 細胞生物学・解剖学教室 http://cb.m.u-tokyo.ac.jp/index-ja.html

creative idea.Concept of idea and innovation / Creative idea for memory loss, dementia, Alzheimer’s disease and mental health concept.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください