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行動神経内分泌学研究室

About Us / Research Theme 

Dr. Young との共同研究プロジェクト

筑波大学「海外教育研究ユニット招致」プログラムに採択され、あらたに、エモリー大学Dr. Larry J Young研究室との共同研究プロジェクトが立ち上がることとなりました。概略は以下の通りです。

Center for Social Neural Networks: Young Lab East

PI: Larry J Young, Ph.D.
CO PI (Host): Sonoko Ogawa, Ph.D.

August 2, 2017 ~ March 31, 2022


なお、詳細未定ですが、下記の通り、Kick-off 公開シンポジウムを開催する予定です。国内・外の第一線の研究者をお招きし、社会行動の神経・生物学基盤に関する最新の成果と今後の研究の方向性について熱く議論いたします。

2018年3月3日(土) つくば国際会議場

Category : 研究室案内・研究テーマ 研究室ニュース

はじめに。。。

本研究室では、情動行動、特に、攻撃行動の発現を制御している脳神経機構についての研究を進めています。特に、その神経内分泌学的基礎、すなわち性ステロイドホルモンが中枢神経系に作用して攻撃行動に関与する神経回路の構築に関与したり、行動の発現そのものの調節を行なう際の脳神経メカニズムに注目しています。なかでも、テストステロン(雄の性ホルモンであるテストステロンは脳内でエストロゲンに変換されて様々な中枢作用を引き起こす)やエストロゲンといった性ステロイドホルモンの中枢作用を仲介する脳内エストロゲンレセプターが果たす役割について、遺伝子改変マウスを用いた行動研究と神経解剖学的解析とを平行して行なうことにより明らかにしてきました。

エストロゲンレセプターは転写制御機能を持つ核レセプターで、神経伝達物質や脳内ペプチドなどのさまざまな脳内物質の遺伝子発現を左右することによって、最終的な行動表出の制御にも深く関与しています。脳内での局在と分子生物学的特性が確立しているエストロゲンレセプターには、現在までのところアルファ(ER-α)とベータ(ER-β)の2種類があり、本研究室では、それぞれのノックアウトマウス、αERKO(ER-αKnockout)とβERKO(ER-β Knockout)の行動特性の分析を行なってきました。

その過程で、ふたつのレセプターが果たす役割がしばしば異なることが見出されました。たとえば、雄マウスの攻撃行動は、αERKOマウスでは、ほとんど観察されないほどまでに減少しているのに対して、βERKOマウスではむしろ増加していることがわかっています。このことは、ER-αは雄マウスの攻撃行動の発現に必要不可欠であるが、ER-βは攻撃行動の抑制的な調節に関与していることを意味します。しかし、ER-αと比べて、より最近になってその存在が発見されたER-βによる行動および神経内分泌機能の制御の様相や背景となる脳内メカニズムの詳細や、ER-αのそれとの類似点・相違点、さらには両者の相互作用などについてはまだあまり研究が進んでいないのが現状です。

ER-βは情動行動に深く関与する内側扁桃体をはじめとする辺縁系領域やストレス反応を制御する視床下部室傍核、さらにセロトニンやノルアドレナリンの産生細胞が分布する中脳背側縫線核や脳幹青斑核などに高濃度で局在することが知られています。従って、これらの脳部位でのER-βを介した脳内物質の遺伝子発現の制御が、攻撃行動を初めとする情動行動の脳内調節機構として重要な役割を果たしていることが考えられます。本研究室では、現在、ノックアウトマウスやRNA干渉法により脳部位特異的に遺伝子発現がノックダウンされたマウスを用いて、次のようなテーマの研究を進めています。
1.攻撃行動をはじめとする、様々な情動行動の制御に果たす、 ERαおよびERβの役割の決定とその基盤となる、脳神経機能についての解明
2.性ステロイドホルモンによる行動の性分化に果たすERαおよびERβの役割の同定
3.情動の表出としての社会行動の制御における遺伝子発現と環境要因との関係についての解析

詳しくは、添付Documentをご一読ください。

添付ファイル: Research in Ogawa Lab.pdf

Category : 研究室案内・研究テーマ

小川研究室で研究をしたいと考えている方へ。。。

本研究室は、遺伝子発現から行動までを研究領域とする、筑波大学では唯一、国内でも数少ない、極めてユニークな研究室です。特に、遺伝子発現や脳神経機能の最終的なアウトプットである、「行動」についての、他に類をみない、充実した研究経験が得られます。また、国際連携を重視し、多国籍研究者との交流(短期・長期招聘)に積極的に取り組んでいます。従って、日本に居ながらにして、国際的に第一線の研究に直接、触れることができます。本研究室に参加するためには、次の様な大学院、学部のプログラムがあります。

1.筑波大学大学院人間総合科学研究科感性認知脳科学専攻博士前期課程・博士後期課程
http://www.kansei.tsukuba.ac.jp/KCB/

2.筑波大学大学院人間総合科学研究科修士課程フロンティア医科学専攻
http://www.md.tsukuba.ac.jp/FrontierSite/

3.筑波大学筑波大学人間学群心理学類
http://www.human.tsukuba.ac.jp/psyche/college/

4.その他、学部、大学院、ポストドクトラルを問わず、研究に参加してみたいと思う学生を歓迎します。

研究室見学をご希望の方は、ogawa#kansei.tsukuba.ac.jp (#を@に変えてください)へご連絡ください。

Category : 研究室案内・研究テーマ 学類・大学院関連

小川研究室の研究内容紹介

筑波大学人間学群心理学類発行の高校生向け冊子『つくばの心理学』に掲載された小川研究室での研究内容を紹介した文章です。

 研究アラカルト「桜村-Storrs-Manhattan-つくば市」
 心理学を極める「行動を司る脳の働き・ホルモンの働き」

添付ファイル: つくばの心理学.pdf

Category : 研究室案内・研究テーマ 研究室ニュース

研究・教育における学際性と国際性

筑波フォーラム 第71号,(2005年11月発行)に掲載された提言です。
  
  『学際的・国際的であることに関する私見』

添付ファイル: Tsukuba Forum.pdf

Category : 研究室案内・研究テーマ 研究室ニュース