博士後期課程

精神機能障害学分野

精神機能障害学分野イメージ

人におけるさまざまな精神機能の障害については、現在でもまだ十分解明されていないことも少なくなく、その研究に対する社会的要請も大きいものがあります。

本分野では、小児期に始まる発達障害を含め、人の精神機能の障害を高次脳機能と行動の障害としてとらえ、精神医学的手法・行動科学的手法・心理学的手法・生物学的手法を用いて、その病態や障害の解明および対応方法の開発の研究を行っています。

この分野は、大きく2つの領域に分けられます。1つは、主として発達期(小児期)における発達障害・精神障害を対象として研究する領域、もう1つは、主として成年期における精神障害を対象として研究する領域です。前者の領域では、小児神経学・小児精神医学・行動発達心理学・発達神経心理学を背景として、自閉症、ADHD、学習障害(発達性dyslexia)、児童虐待、摂食障害などを主な対象としています。後者の領域では、精神医学・神経科学・行動科学・臨床神経心理学を背景として、統合失調症、うつ病、認知症などを主な対象としています。

また本分野では、本学の附属病院、心理・障害相談室、保健管理センターなどの関連機関において、対人援助の臨床活動の実際に関わり、臨床的研究を行うことにも力を入れています。

研究題目

  • 児童虐待における愛着に関する精神医学的検討
  • 統合失調症の精神病理学的研究
  • 高次脳機能障害児・者、特に発達性dyslexia児や認知症のある人に関する認知神経心理学的検討
  • 自閉性障害の認知と情動に関する研究
  • 認知症のある人のための非薬物的介入プログラムの開発