教育の特色

感性認知脳科学専攻は、博士前期課程(2年制)と博士後期課程(3年制)からなる区分制の分野横断型融合専攻です。本専攻は人間の感性やこころと脳機能とを関連づけようとする基礎研究 を目指し、前期課程は感性科学・行動科学・神経科学の3領域、後期課程は神経の分子生物学から脳の高次機能までをカバーする医学系の3分野(脳型情報処理機構学、システム脳科学、神経分 子機能学)、心理学と障害科学の3分野(比較認知科学、行動神経科学、精神機能障害学)、そして芸術学の2分野(感性情報学、感性デザイン学)からなります。現代は、人間の精神活動(こ ころ)と脳科学を架橋する基礎研究の必要性が強く求められており、人間に関する分野横断的な視点に立った学際融合研究を実行できる高度専門職業人やこの領域の研究を推進できる研究者を育 成します。

連携大学院方式

人間総合科学研究科は、研究領域の充実と研究教育の高度化を目的として、筑波研究学園都市にある独立行政法人の研究機関や民間研究所と連携して優秀な研究者を併任又は客員教員として招 聘する連携大学院方式を設置しています。これにより、学生は学外のこれらの研究機関で研究を行うことにより学位を取得することが可能です。感性認知脳科学専攻においては、脳型情報処理機 構学分野が(独)産業技術総合研究所との連携大学院方式による分野として開講されています。

海外との大学交流協定

人間総合科学研究科では、国際的な学術交流によって、学術水準の向上を図るとともに、教育面での充実と国際的視野を有する人材の養成を目指しています。研究科としても学生や教員の海外 派遣及び外国人研究員の受入や、外国人留学生の受入のために、海外の多くの大学と大学間交流協定を結び、単位互換制度を実施しています。本専攻では、オランダ王国デルフト工科大学および アイントホーベン工科大学との間で部局間協定を結び学生と教員の国際交流を深めています。また、韓国、中国、フランス、メキシコ、カナダ、スイス、スペイン、チュニジアなど海外より多く の短期・長期の外国人留学生を受け入れています。

学費と奨学金

大学院入学時に必要な費用は、入学料と授業料です。経済的な理由により納付が困難であるが学業が優秀な学生には、授業料の全額或は半額が免除されます。奨学事業にはいろいろな種類があ ります。優秀な学生に対して、教育補助としてのティーチングアシスタント制度や、研究補助のリサーチアシスタント制度により経済的援助が受けられます。また、ティーチングアシスタント経 験者の内、特に優秀な後期課程就学の学生には審査の上、大学院前期の教育の一部を担当するティーチングフェロー制度があります。

カリキュラムの特色

  1. 博士前期課程と博士後期課程の区分制カリキュラムを編成し、分野を超えた学際研究と質の高い専門教育ができるように構成されています。
  2. 前期課程の修了時に修士論文を提出し、審査を経て修士号が取得できます。
  3. 他専攻からの単位取得も認め、学際融合的視点から人間を捉えた研究を推進します。
  4. 連携大学院制度による教育研究が行われています。

取得できる学位

感性認知脳科学専攻では、以下の学位が取得できます。

  • 前期課程
    修士(感性科学)、修士(行動科学)、修士(神経科学)、修士(学術)
  • 後期課程
    博士(感性科学)、博士(行動科学)、博士(神経科学)、博士(学術)